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醤油の醸造が大きく発展したのは江戸時代。
以来日本の食文化の広がりを支えてきました。
飛鳥時代に中国から製法が伝えられたことが記録に残っていますが、それ以前にも類似の調味料が使われていたという説もあり、はっきりとはしていません。
しょうゆという名前は室町時代の文献に初めて現れます。江戸時代には醤油の醸造が産業として大きく成長し、食文化の広がりを支えました。
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「こいくち」「うすくち」「たまり」など、
醤油には製法によっていくつも種類があり、それぞれに特徴があります。
蒸した大豆と炒った小麦を混ぜたものに麹菌を繁殖させて麹を作り、これに塩水を混ぜ合わせて熟成させ、絞って作ります。製法によって「こいくち」「うすくち」「さいしこみ」「たまり」「しろ」の5種類に分類され、それぞれに特徴のある味わいが醸し出されます。
全国の都道府県に醤油メーカーがあり、日本人の生活に深く結びついた食品であることがうかがえます。
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きれいな色とふっくらとした甘み、爽やかな香りが特徴の信州醤油は、
広大で変化に富んだ気候を持つ長野ならでは。
広い信州では、変化に富んだ気候や文化が影響し、地方色豊かな醤油が生み出されています。信州産の醤油は、きれいな色とふっくらとした甘味、さわやかな香り、強い旨味が特徴です。
長野県の醤油づくりのレベルは高く、数百点の出品がある全国醤油品評会でトップの農林水産大臣賞を受賞されているメーカーもあります。