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世界中で古来より親しまれているワイン。醸造の歴史は紀元前8000年まで
さかのぼります。ワインの文化は、中東から西洋に広がっていきました。
紀元前8000年ころのジョージアで醸造の痕跡が発見されていることから、ワインは世界最古のお酒であるといわれています。
もともとは中東、主にメソポタミアを中心とする地域で愛飲されていたものが、フェニキア人・ギリシャ人により地中海全域に広がり、その後ローマ帝国の広がりとともにローマ人たちによりヨーロッパ全域に広がりました。日本の記録上にワインが初めて登場したのは1500年頃、室町時代後期になってから。スペインやポルトガルから渡ってきたといわれています。
長野県におけるワイン製造の歴史は明治時代までさかのぼります。豊島理喜治が塩尻の地で1ヘクタールの土地に26品種、約3000本の苗を植えたのが始まりです。
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ワインはぶどうから造られるお酒です。
赤ワイン、白ワイン、ロゼワインなど様々な種類があります。
ワインは原料であるぶどうの果実・果汁を発酵させて造ります。
一般に、ぶどうの果汁のみを発酵させたものが白ワイン、ぶどうの果皮や種子も果汁と一緒に発酵させたものが赤ワインで、製造方法の違いにより造り分けられています。
「良いワインは良いぶどうから」といわれているように、高品質なワインを醸造するためには高品質な原料ぶどうが欠かせません。
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海外からも高い評価を受けている長野県のワイン
「NAGANO WINE」は長野県内で生産されたワインの総称です。
長野県内の山間部では、標高の高さに由来する多様な気象条件を利用して多種多様なワイン用ぶどうが栽培されています。ワインの特徴はぶどうの産地や造り手のコンセプトによって大きく変わるため、多くの産地・小規模ワイナリーを有する長野県は、ワインの多様性の宝庫です。
長野県は、県内を4つの地域(バレー)に分け、それぞれの地域の特性を活かしたワイン産地の形成を推奨しています。
2002年からは「長野県原産地呼称管理制度(NAC)」をスタートさせ、県内産ワインの高品質化・ブランド化に取り組んでいます。